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MATYLDAのMERRY-GO-ROUNDな日々
オリジナル小説と詩と歌🎵


「君に告白するために登る坂には雪が降る」
(Winter song のための詩) 「君に告白するために登る坂には雪が降る」 途中下車した帰り道 聴いていたのは こんなダンスミュージック Don't stop this music 君とならどんな場所でも 踊れるよ って、どんな告白? 白い息吐きながら...
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9月20日読了時間: 2分


三日月ミントキャンディ
(あまりにも暑いため作詞しました。) 「三日月ミントキャンディ」 1. 溶けてゆく 甘い三日月をみつめたのは 誰 死の香りがする交差点で 三日月のような小さな日陰をみつけて 今危うく立っているよ 雨と同じ日にさす 黄色い日傘を許せない ずっと休んでいないような...
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7月25日読了時間: 2分


'夜明け前の讃歌'
※「星屑の交差点」の歌詞の素になった自作の詩です。 泡になって消えてしまいたい日にも ガス燈の黄色に照らされた カラスをみつけては微笑む これは過去に知らされたこと とても良いお知らせ あの日駆け出した夢は間違ってはいない その意味をいまから繋ぐんだ 糸を手繰り寄せては...
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6月29日読了時間: 1分


イブの詩
革命前夜 サンタクロースに欲しいものリストを 描いてみようかな ってもう細かな雪が降り始めてる いつも通り電車が遅れて 僕もやること遅れがち 本当はもっと早く君に会いにくるべきだったのに もっと完璧な言葉を探しては 空を眺めて 託してた きっと伝わる いつかは ...
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2024年12月25日読了時間: 1分


俊太郎さんへ
宇宙 飛びたい 日曜日 雪が降り始めた夜には 何かプレゼント 届いてそうな 期待しても良いかな 期待してもよいかな きっとすぐに来てしまう 失望も美しく 交換できる 少し その先にある希望を見てみたい サンタクロースみたい 寝ている間にやってきて 枕元に魔法 かけて去ってい...
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2024年11月19日読了時間: 1分


レースフラワーゴーランド 2024.07.26
レースフラワーゴーランド レースフラワーは回転していた 冬の間は 真っ白い雪 降り積もっていたの 溶けたら真っ白いメリーゴーランド 光の粒をのせて まわるまわる 風に揺れて めぐるめぐる 白く柔らかな世界 光の粒をのせて 綿毛の羽根が 視界を邪魔して...
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2024年7月27日読了時間: 1分


Honey
あなたと私 砂浜でもう一度出会った 「元気だった?」 私はもう子供ではないから アリストテレス ヘラクレイトス フロイト ヘーゲル マルクス 愛の種類や人間の性や その心理や社会や道について 全部分かったような 分からないような 気持ちでいる とても成熟した私は...
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2024年4月24日読了時間: 2分


グリーン・アップル・シャーベットの夕べ
「グリーン・アップル・シャーベットの夕べ」 そんなに熱い唇をして大丈夫? そろそろ シャーベットでも食べた方がいい 太陽も青ざめるくらいの 熱い砂浜で 倒れるくらいに甘いカクテルを 暮れてゆくあの雲から濾過して ストローで吸い尽くしても もう遅い...
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2024年4月13日読了時間: 1分


海とピンクと輪廻の向こう側
「海とピンクと輪廻の向こう側」 ピンクのまんまる 月の光を浴びながら 海に落っこちた 私を見つけてって叫んでる また 春が来たから 桜 舞い散る夜 あなたの後ろ姿が 見える 桜よ もっと降り注げ あなたの後姿が 完全に 見えなくなるまで 粉々になって また再生する...
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2024年4月13日読了時間: 1分


波よ私を連れて行かないで
「波よ私を連れて行かないで」 サーフボードに乗ったの 海が大好きな向かいのおじいさんが もうすぐ死んでしまいそうなんだって 親切な近所のおばさんがささやいた そして次の日 彼は家から出てきて 私に言ったの 「サーフィンを教えてあげる」 って。 それで今海に来てる...
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2024年4月8日読了時間: 2分


disappeared clouds
紫色の風が吹き始めた 夏を知らせた 蜃気楼の向こうで燃え上がる炎 飛ぶことをやめる 風が強すぎて 雲は遥かに向こう もう少しで届きそうだったあの光 降り注ぐ場所に あなたが居る場所に ずっと動き続けてる 雲を捕まえて 今すぐ聞かなきゃ 私が行くべき場所 where...
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2024年3月31日読了時間: 1分


3月の向日葵
3月の向日葵 まだまだ肌寒い 今日は君の卒業式 雪の残るぬかるみを軽く飛び越えて 新しい地面に着地 柔らかい緑 本当はあなたに見せたい 遠い異国できっと窓の空を見ているあなた いつまでも手を振っていた あなたの好きな花は夏の花 今日あなたに贈りたい 君の中にある強さは...
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2024年3月19日読了時間: 1分


自作の詩を読む休日の朝 ④The black bird's morning Rukbat
読み https://www.dropbox.com/scl/fi/0yqd6z6t49g1v7jaswjsb/The-black-bird-s-morningRukbat.m4a?rlkey=tq1l179lc0aojtqootf50hg3p&dl=0 文字...
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2024年3月3日読了時間: 1分


懐かしい自作②ダークの森と白い月2009
おやすみなさい わたしはあなたの手のひらに 小さな太陽を渡す おやすみなさい 新しい月か生まれて 私たちの願いを含み 太陽がそれを照らす ダーク森を歩きたい わたしひとりで そしてあなたと 白い月かみえるでしょう モスグリーンの木々の間から 遠い国々の音が聞こえるでしょう...
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2024年2月25日読了時間: 1分


自作の詩を読む③休日の朝 虹の向こう
読み https://www.dropbox.com/scl/fi/d4q1ob2fc1q52oovtzyeq/Rukbat.m4a?rlkey=vmgvo8u78v27aepuzvfgy0gcj&dl=0 文字 https://www.dropbox.com/scl/fi...
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2024年2月25日読了時間: 1分


懐かしい自作① beiges 星を待つ 2009.09
beiges 星を待ちながら 随分と長いこと歩いた beiges もう海へは帰れない beiges 僕の手のひら足のひらに 僕を泳ぎやすくするための鰭は もうない。 beiges 僕は 大事なものから失っていくようだ beiges 蒼い海の魚たちからすれば 遥か遠く旅立った...
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2024年2月24日読了時間: 1分


shirt & milk
白いテーブルクロスに朝日が反射している パジャマのままベランダで伸びをする このまま何処にも行きたくない朝 コーヒーにミルクをたっぷり 紅茶でも良い 何でも良い キッチンの窓から見えるピンク色の花 幸せって こんな事こんな事? ずっと新しい朝を待ち続けて...
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2024年2月24日読了時間: 1分


自作の詩を読む①連休中日 夜明け前の讃歌
読みhttps://www.dropbox.com/scl/fi/sayw2g9rmepjeyor3ywg4/Rukbat.m4a?rlkey=vv811j9s0icfk699fao10xasf&dl=0 途中お腹鳴りましたが 文字...
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2024年2月24日読了時間: 1分


真綿の季節(下)-czasu w wata-2017
二十九.「さ、引き止めて、悪かったね。もう、行きたまえ」城主はそう言ったので、一礼をしてからその部屋を後にした。僕はほっと一息をついた。なぜなら、ちょうど雨が降り出したときに僕の右足小指の人魚から水がとくとくと流れ出したような気がしたからである。僕の右足の黒い足袋は小指のほ...
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2024年2月16日読了時間: 24分


真綿の季節(上)-czasu w wata-2017
一.昨日のことなんやけど、UKIUKIに行く途中の道でNOVOTEL前にたむろしてたおじさんお兄さん四、五人グループのうちの一人に、「ダイジョブ、ダイジョブ。」って笑顔で言われた。「イエス、イエス、」って親指を立てながら思った。私はそんな顔で道を歩いているんだろうか。その前...
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2024年2月16日読了時間: 28分


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