
イブの詩
- clouds6
- 2024年12月25日
- 読了時間: 1分
革命前夜
サンタクロースに欲しいものリストを
描いてみようかな
ってもう細かな雪が降り始めてる
いつも通り電車が遅れて
僕もやること遅れがち
本当はもっと早く君に会いにくるべきだったのに
もっと完璧な言葉を探しては 空を眺めて
託してた
きっと伝わる いつかは
って神様はそんな周到でもない
AIだって使えない
忙しいってもう言いたくないな
もう 時間ないって言いたくないな
時間泥棒は僕の弱さ 5メートル先にはいつもexit 見えてる
本当はいますぐ君に会いたい
欲しいものリストすら ただ色鉛筆を
転がしているだけ ね、たった今生まれてきたとして 本当に欲しいもの 何ですか
君が今泣いていないことを確かめたい
そうでなきゃ
今すぐにその痛みを取り除きたい 僕が
そうして、君と僕がひとつでないこと
君と僕が たった今別れていることを
肯定してみたいんだ
はっきり言って 君のことを忘れたこと
なんてない 太陽が出ているかぎり
でも明日にはきっと救世主が生まれて
明日にはもう太陽はいないかも
約束されていないこと 信じたりしない
はずだけど
この身体を動かしている魂のまま
君に会いに行くよ
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