海とピンクと輪廻の向こう側
- clouds6
- 2024年4月13日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年4月24日
「海とピンクと輪廻の向こう側」
ピンクのまんまる
月の光を浴びながら
海に落っこちた
私を見つけてって叫んでる
また 春が来たから
桜 舞い散る夜
あなたの後ろ姿が 見える
桜よ もっと降り注げ
あなたの後姿が 完全に 見えなくなるまで
粉々になって
また再生する
春の桜のように
風に吹かれて
川に融合する
長い眠りについた
あなたにも届け
あなたの願い
人智を超えた何か
届いても届かなくても
私はその祈りを引き継ぎます
ピンクのまんまる
月の光を浴びながら
また海に落っこちた
産まれくる声たちを聞いて
列車は走り続ける
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