
秋が来たら好きな服2024.07.31
- clouds6
- 2024年8月1日
- 読了時間: 1分
金木犀の香りがした 帰り道
誰かが後ろから ついてくる気がしたんだ
誰か私を 天国に送り込んでくれる人
もうすぐ真っ暗な 夜が近づく気配
風はしんと黙ってしまって空白
とても怖い気がするし
ずっと待っていた気もする
最後には好きな自分でいるために
秋に好きな服を着ているの
それから心に響く 音楽を聴こう
枯れた木の葉が風に巻かれては
金色に光り 森の小道 踊り出すような
雑音に耳を塞いで歩いてく
心弾む 音楽を聴いて
私は黙って 夜を待つ
もうすぐ孤独の気配
悲しいけれど仕方がない
優しく微笑むあなたもついに憎い
どうしたのと聞かないで
ただ音楽を聴いて心に染み入らせているの
私の影はどんどん濃くなる
真っ黒い夜に溶ける
最後には自分を好きでいるために
秋には好きな服を着るの




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