夏の一日 アルチュール・ランボ-様へ

時を止めないで

君が好き　の「す」って　言った時に

時間が止まったこと　覚えてる

君は何でも　出来てしまうね

「き」が聞こえない　幻覚幻聴

時間がのびて　色んな風景と音が

重なって　押し寄せてきたの　急に

意地悪な太陽

嫉妬した月光

すいか　すみれ　すみわたる　

きりん　きらい　きみのせい

何げない日常の　ひとこまに

奇跡のしおり　はさんでる

君は何でも　出来てしまうね

凍らせたみたいな　時間の花　

色褪せても　枯れても可愛い

大切なページから　滑り落ちないで　急に

微笑んだ太陽

癒される月光

すいか　すみれ　すみわたる

きせつ　きらり　きみのせい

砂のようにこぼれ落ちた　

僕らだけの時間

今もどこかで　風に吹かれてる

今もどこかに　巡ってる

攪拌したリキュール　

痛々しい夕焼け

溶けて消えた　

永遠は太陽と海